2004年度(第1年次)2004年1月31日プロジェクト発足

2005年度(第2年次)

油圧駆動型等身大ヒューマノイドロボットCB-iのプロトタイプが完成し、研究員がサルコス社に赴き、ロボット開発の最終段階に携わる。JST-ICORP/ATR/CMUジョイントワークショップを開催

2006年度(第3年次)

ヒューマノイド認知システムグループ、ヒューマノイド運動学習グループ、ヒューマノイド脳科学グループの3つのグループとして、グループを再編する。結合位相振動子系を用いたCB-iの歩行制御システムの開発。CB-iのための力制御システムの完成、それを用いたバランス制御システムの開発。作業空間座標系における目標軌道追従とそのための逆動力学モデルの獲得手法の開発。 見まね学習によるボールスワッピングの実現。

2007年度(第4年次)

ヒューマノイドロボットCB-iの完成。 歩行運動学習アルゴリズムの開発。力制御システムを用いた、未知環境でのバランス制御アルゴリズムの開発。見まね学習による小型ヒューマノイドロボットのバランス制御の実現。

JST-ICORP/ATR/CMUジョイントワークショップを開催。デューク大学との共同研究によりサルの脳活動を用いたCB-iにおけるリアルタイムの歩行運動軌道の生成のBMI実験に成功。New York Times誌に掲載。 世界初BMI技術、報道発表。

2008年度(第5年次)

CB-iのバランス制御と視覚システムを用いたバッティング制御システムの開発。NHKの番組中に放送される。運動学習における特徴抽出アルゴリズムの開発。大きな外乱に対応するための、踏みだし動作を含めたバランス戦略の開発。CB-iのための視覚運動変換システムの開発。

プロジェクト終了シンポジウムを開催。各認識・制御システムのヒューマノイドロボットCB-iにおける統合。報道関係の方々へCB-iのレクチャー会の開催「〜世界最先端の、脳・身体(しんたい)・環境とインタラクションするヒューマノイドロボット〜」。