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MEGとfMRIを統合して脳活動を可視化するソフトウェアVBMEG公開記念講演会

2011年6月15日(水)13:30〜
東京国際フォーラム ガラス棟G409


ATR脳情報通信総合研究所でNICT委託研究「複数モダリティー統合による脳活動計測技術の研究開発」の一環として開発して参りました、時間分解能に優れたMEG (脳磁計測)と空間分解脳に優れたfMRI(機能的MRI)を統合して脳活動を高精度に可視化するソフトウェア「VBMEG」をインターネットで無料公開することに致しました。これを機に、MEGによる脳研究とその将来性を広く知って頂く事を目的として、記念講演会を企画しました。
是非ともご参集下さい。


プログラム詳細 :http://www.cns.atr.jp/2011/05/09/vbmeg0615/

 

脳科学研究を支える集約的・体系的な情報基盤の構築(神経情報基盤)第2回ワークショップ

2011年6月21日(火)13:30〜16:30(予定)
大阪大学中之島センター 佐治敬三メモリアルホール(10階)
http://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map

本プログラムは高齢化、多様化、複雑化が進む現代社会が直面する様々な課題の克服に向け、脳科学委員会における議論を踏まえて重点的に推進すべき政策課題を設定し、社会への応用を明確に見据えた脳科学研究を戦略的に推進する事業です。今年度、本プログラムの新規課題として、「脳科学研究を支える集約的・体系的な情報基盤の構築(神経情報基盤)」の実施を予定しています。本課題では、脳の複雑かつ多階層な脳機能を全体システムとして系統的に解明するための神経情報基盤の構築を目指します。
この度、本課題の実施に向けて、本課題の趣旨・意義等を当該領域の研究者に広く周知するとともに研究者間の情報交換を促し、本課題を効果的に推進するため、開催する運びとなりました。ご興味がございましたらぜひご参加下さいますようお願い申し上げます。また先生のお知り合いにもお声をおかけいただきますと幸いです。以上、よろしくお願い申し上げます。

プログラム(案)
(1)主催者・関係者挨拶:文部科学省等
(2)平成23年度新規課題の趣旨説明:文部科学省
(3)パネルディスカッション
   上村 匡(京都大学大学院生命科学研究科 教授)
  大木 研一(九州大学大学院医学研究院 教授)
  貝淵 弘三(名古屋大学医学系研究科 教授)
  重本 隆一(自然科学研究機構生理学研究所 教授)
  銅谷 賢治(沖縄科学技術大学院大学先行研究事業 教授)
  藤田 一郎(大阪大学大学院生命機能研究科 教授)     (50音順)

●●参加のお申し込み●●
出席を希望される方は、6月17日(金曜日)17時迄に、下記連絡先まで、(1)氏名、(2)所属機関、(3)連絡先(メールアドレス)を御連絡ください。希望者数によっては、出席者数を調整させていただきます。

<申込み連絡先・ワークショップ事務局:脳科学研究戦略推進プログラム事務局>
電話番号:0564-55-7803、7804
ファクシミリ番号:0564-55-7805
メールアドレス: noupro@nips.ac.jp
プログラム詳細 :http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/23/05/1305969.htm


Neuro2010大会報告
2010年9月2日(木)〜4日(土)
神戸コンベンションセンター

http://www.neuro2010.org/index.html

※大会は盛会の内に終了いたしました
演題数 :2,019演題
参加者数:4,035名
Neuro2010へお越し頂きました全ての皆様へ
おかげさまで大会は無事終了し、演題数・参加者数とも
過去最大
の大会となりました (演題数:2,019演題、参加
者数:4,035名)。
これもひとえに、ご参加いただいた皆
様、発表いただいた皆様、運営にご尽力いただいた全ての
皆様のおかげと感謝の念に絶えません。誠にありがとうご
ざいました。大会中は何かと至らぬ点もあったかと存知ま
すが、何卒ご容赦いただき次大会以降も皆様のお力添えを
賜れますれば幸いにございます。この場をお借りして、皆
様の益々のご健勝をお祈り申し上げます。
第33回日本神経科学大会大会長
川人光男 ATR脳情報通信総合研究所

BMI関連記事

■YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/

【〜BMI・脳科学の最先端〜 月1回連載】        *第4回(2010年1月4日)
BMI・脳科学の最先端
ニューロリハビリ 脳活動から運動方法探す

>>詳細こちら
        *第3回(2009年10月5日)
BMI・脳科学の最先端
手の震え
「書痙」治療に道 オン・オフ可能な装置開発へ
>>詳細こちら

*第2回(2009年9月21日)
BMI・脳科学の最先端
心を読む 活動時の血流を計測パターン化し、再現可能に

>>詳細こちら

*第1回(2009年8月3日)
BMI・脳科学の最先端
電極刺激、網膜を再建 実用化目指し臨床研究
>>詳細こちら
※記事の蓄積期間には限りがございますので予めご了承ください■読売新聞(紙面)【記事紹介】

*脳波伝えるコンピュータでリハビリ
〜脳卒中患者の手動いた〜(2009年9月16日)
慶応大医学部と理工学部などの研究チームが成功
>>詳細こちら■asahi.com
http://www.asahi.com/【記事紹介】    *脳卒中、念ずれば動かしてくれるリハビリの新装置
(2009年9月
16日)
>>詳細こちら

■日本経済新聞 NIKKEI NET
http://www.nikkei.co.jp/

【記事紹介】

  *頭で念じてモノを動かすブレイン・マシン・
   インターフェース「脳信号で操作」実用へ前進
   (2009年10月5日

2007年11月14日

『脳と創造性に関する研究助成のご案内

当研究会と関連のあるNPO法人ニューロクリアティブ研究会(NeuroCreative Lab)
が下記の通り、助成金の募集を開始しましたので、ご案内致します。

-2007年度 研究助成 募集要項 -

【対象分野】 「創造性」に関する脳科学的エビデンスの解明についての研究、および創造性技法の開発を目指した研究

人間誰もが潜在的に持っている「創造性」を発揮させるために、近年急速に発達した脳イメージング技術などを活用した創造性に関わる脳の高次機能の解明や神経伝達物質の探索など、脳科学的エビデンスを求める幅広い研究を期待します。また誰にでも利用可能な創造性技法の開発を目指した研究でもかまいません。使用する言語は日本語または英語。

【助成金額】総額240万円(1件80万円 x 3件)

【助成条件】助成金の使途は特に定めません。概ね1年後に文書による報告書の提出をお願いします。報告書の内容はNPOホームページに掲載します。また口頭による報告をお願いする場合があります。

【応募締切】 2008年1月31日

◆◆助成応募方法等の詳細は***こちら(PDF:102KB) をご確認下さい

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2007年11月5日

【ブレイン・デコーディング−脳情報を読む−】出版のお知らせ

【ブレイン・デコーディング−脳情報を読む−】

「脳を活かす」研究会(著)
オーム社刊 定価:5250円(本体5000円+税)
B5変型 / 頁数:250頁 /
ISBN 978-4-274-50141-8
発売日:2007/10

平成18年12月15日・16日に開催された「脳を活かす」研究会主催の「脳を読む」分科会の講演記録を基に編集された『ブレイン・デコーディング -脳情報を読む-』が出版されました。
本書では、ブレイン・デコーディングに関する最新状況を紹介しています。

関連ページへリンク(出版社:オーム社のページ)


本書の目次は下記のとおりです。

第1章 心がわかる
 1-1. 脳から心を読む方法
 1-2. 各種ニューロイメージング手法による痛覚認知機構の解明

第2章 芸術がわかる
 2-1. 芸術の脳機構

第3章 マーケティングがわかる
 3-1. マーケティングとユニバーサルユーザー

第4章 人間がわかる
 4-1. 経済と倫理:アダム・スミスの人間観
 4-2. 日本人嗜好を読み解く

第5章 経済がわかる
 5-1. ヒヨコの経済学:予測利潤率に基づく選択
 5-2. 目先の得か?将来の得か?理性と衝動性の脳内メカニズム

第6章 病気がわかる
 6-1. 遺伝子改変マウスの表現型解析を起点とした精神疾患の研究
 6-2. 情動とストレス脆弱性を探る脳画像研究-遺伝的多型性を含めて-

2007年10月31日

脳科学研究の長期構想の策定へ 渡海文科相が審議会に諮問

 脳科学の成果を医療や福祉、教育に生かす応用研究を推進するため、渡海文部科学相は18日、脳科学研究の長期構想の策定を科学技術・学術審議会に諮問した。

 同審議会は来月にも、脳科学者や倫理、法律などの専門家で作る「脳科学委員会」を開催。脳研究を戦略的に進めるための問題点や研究態勢について審議、2009年1月には渡海文科相に1次答申を提出する。
(2007年10月19日付  読売新聞)

「この記事・写真等は、読売新聞社の許諾を得て転載しています」(著作権の説明)

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2007年10月9日

【ブレイン・マシン・インタフェース−脳と機械をつなぐ−】出版のお知らせ

【ブレイン・マシン・インタフェース
−脳と機械をつなぐ−】

「脳を活かす」研究会(著)
オーム社刊 定価:5250円(本体5000円+税)
B5変型 / 頁数:228頁 /
ISBN 978-4-274-50140-1
発売日:2007/09

平成18年11月6日・8日に開催された「脳を活かす」研究会主催の「脳を繋ぐ」分科会の講演記録を基に編集された『ブレイン・マシン・インタフェース -脳と機械をつなぐ-』が出版されました。
本書では、ブレイン・マシン・インタフェース技術の最新状況を紹介しています。

関連ページへリンク(出版社:オーム社のページ)

本書の目次は下記のとおりです。

第1章 脳内プロセス
1.1 一次運動野の神経活動から腕の筋肉の活動と運動の推定
1.2 運動計画と運動指令の疎表現
1.3 サル上丘ニューロンの活動に基づく意思決定過程の予測
1.4 多次元生体情報記録による社会的文脈依存性神経活動の解明

第2章 神経インタフェースとロボットハンド
2.1 神経インタフェースデバイスの現状
2.2 個性適応型情報処理を用いたロボットハンドの制御

第3章 神経損傷と機能回復
3.1 脳・脊髄損傷後の機能回復に関する研究の動向
3.2 脳の損傷・病態モデルによる研究:パーキンソン病を中心に
3.3 神経リハビリテーションと損傷脳の機能的再構成
3.4 脳損傷からの機能再建:皮質再組織化への外科的介入

第4章 人工感覚
4.1 人工内耳と聴覚脳幹インプラント
4.2 網膜電気刺激による視覚回復

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2007年10月5日

- ブレインコミュニケーション小特集号(英文論文誌B)論文募集 -

「脳を活かす」研究会と関連のある、電子情報通信学会ブレインコミュニケーション研究会では BMIなどに関する英論文の募集を開始しました。

 近年の脳科学の発展により,非侵襲な計測手段を用いて人間の刺激に対する行動パターンの定量的な評価や,脳からの直接信号を用いた情報機器の制御が可能となっています.また認知や動作に関わる脳・末梢神経の活動をイメージング手法にて解明しモデル化することにより,人と機械とのよりシームレスな通信も夢ではなくなっています.このように未来に向けて脳通信ネットワークを健全に発展させ人間のコミュニケーション活動をより円滑に機能させるためには,生体情報を利用した通信ネットワーク技術,脳の高次機能を模擬した新しいデバイス技術,人間の嗜好やコンテンツ評価を支える神経マーケティング技術など,基礎から学際的領域を含めた多面的なアプローチが重要となります.そこで,関連の研究成果を発掘俯瞰することを目的として,「ブレインコミュニケーション」小特集号(英文論文誌B 平成207月号)を企画致しました.多数の方々の積極的な御投稿を期待しております.

論文投稿締切日:平成191110日(土)(必着)

1.対象分野

 主な対象分野は以下のとおりですが,この内容に限定するものではありません.現在のコミュニケーションの高度化や新しいコミュニケーション技術の創生につながる論文を募集致します.

マルチニューロン活動計測技術とインタフェース応用技術 ブレイン・マシン・インタフェースと神経補綴技術

生物・機械システムにおけるバイオフィードバック技術

脳機能イメージングと生体信号処理技術

大脳皮質における記憶・学習モデルと情報通信への応用

人間の行動解析と脳情報通信工学への応用

脳情報復号化技術とコミュニケーションへの応用

センサ技術とバイオメカニックス

思考と感性のコミュニケーション

センサネットワークとその融合化技術

ニューロインフォマティックスと検索技術

脳のシステムに学ぶネットワーク制御管理


詳しくはこちら:和文(PDF156KB)英文(PDF144KB)

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2007年10月3日

「脳を読む」分科会会長の西條辰義先生が下記の通り公募を開始しました。

ー 大阪大学社会経済研究所 ポスドク、特任研究員公募 ー

【概要】
大阪大学社会経済研究所西條研究室では、北海道大学、東京工業大学、早稲田大学等と共同し、平成19 年度から、「実験社会科学-実験が切り開く21 世紀の社会科学-」(研究代表者:大阪大学社会経済研究所、西條辰義教授)について文部科学省特定領域研究費を受けて進めております。
本研究の目的は、異なる領域に属する社会科学者が「実験」を共通言語として協働し、より高い説明能力と政策提言能力を有する社会科学を構築することにあります。

具体的には、1)経済・経営・政治学者を中心に「社会制度の設計・評価に関する実験研究」を行い、理論の予測と制度の挙動との乖離を明らかにする。2)その結果を基に、心理学・認知科学・脳神経科学・生物学者を中心に「人間行動の社会性に関する実験研究」を行い、社会科学の要請に耐えうる人間性モデルを構築する。3)社会制度の設計・評価の実験研究はこの人間モデルを基に妥当性の高い制度設計と理論的洗練を推し進める。

今回は、このような研究プロジェクトの推進にあたり、以下のような業務に取り組んでいただけるポスドク、特任研究員(非常勤)を公募します。

1) 本研究プロジェクトの趣旨を理解し、基礎理論確立のための新しい人間性モデルを構築することを目的とした実験を行う。

2)本研究プロジェクトに関連する文献レビューを行い、新しい人間性モデルを定性的・定量的に研究する。

3)各研究グループの研究活動をコーディネートし、研究グループ相互の連携を促進する。

【勤務地】
大阪大学社会経済研究所
〒567-0047 大阪府茨木市美穂ヶ丘6-1
URL:http://www.iser.osaka-u.ac.jp/

【職種・人員】
ポスドク、特任研究員(非常勤)2 名
勤務形態については応相談。任期は2010 年03 月31 日まで。双方が合意すれば2012 年3月末まで更新可能。

【募集期間】
2007 年9 月30 日から2007 年10 月31 日まで(必着)。
該当者からの応募がなかった場合は再募集します。

応募資格等詳しくはこちら (PDF14.78KB)

 

2007年9月6日

神経再生研究に関する国際シンポジウム
第3回脊髄損傷者支援イベント「Walk Again 2007」


当研究会と関連のある「Walk Again 2007」が下記の通り開催されます。

日程:2007年10月8日(月/祝)12:00開場、12:30開演〜18:00終演
   
会場:東京国際交流館・国際交流会議場
   東京都江東区青海2-79 電話03−5520−6001
   ゆりかもめ「船の科学館」駅下車5分 

講師:司会/コーディネーター  岡野 栄之(慶応大学医学部教授)     

    Hans Keirstead(カリフォルニア大学リーブアービン研究所准教授)
        −幹細胞をベースとした脊髄損傷治療
    内田 伸子(Stem Cell Inc./米国、副社長)
        −小児神経難病への神経幹細胞移植へ
     中村 雅也(慶応大学医学部講師)
        −損傷脊髄の再生に向けて:現状と展望
    国府田正雄(千葉県立東金病院整形外科部長)
        −脊髄損傷に対する骨髄間質細胞由来細胞移植の治療効果
    森 敬太(SanBio Inc./米国、CEO)
        −SB623(骨髄由来神経前駆細胞)の神経変性疾患への応用
             
定員:400人(先着順)、入場無料(懇親会参加の場合1000円)
    参加申込書はこちら(PDF 268KB)

主催者:特定非営利活動法人日本せきずい基金
協 賛:(社)日本損害保険協会 

2007年8月27日

独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO技術開発機構)は、
「脳科学の産業分野への展開に関する調査事業」に係る委託先の公募を開始しました。

詳細はこちらをご確認下さい。(NEDO技術開発機構ホームページへリンク)


2007年07月24日

ブレイン-マシン・インタフェースを解説する書籍が出版されました。 ブレイン-マシン・インタフェースの意味、目的、原理などを解説し、国内外の研究事例を紹介しています。
また電極などの要素技術や、柔軟に変化する脳の実態、そして今後の技術的課題と将来の展望などについても考察しています。
著者には「脳を活かす研究会」のアドバイザーや計画委員が加わっています。
 

「ブレイン-マシン・インタフェース最前線
− 脳と機械をむすぶ革新技術」

櫻井芳雄 ・八木透 ・小池康晴 ・鈴木隆文(著)
工業調査会刊 定価:2,310 円 (本体2,200 円+税)
判型:A5判 / 頁数:208 頁 / ISBN:978-4-7693-5134-4

脳と機械を直接繋ごうとするブレイン-マシン・インタフェース(BMI)は、脳科学とロボット工学の最先端を繋ぐシステムであり、 身体のさまざまな障害を補う臨床医学的な実用にとっても、また脳の可塑性を解明し人間の柔軟性を実証していく上でも、 きわめて魅力的なシステムです。本書はそのようなBMIについて具体的に解説する本です。 BMIの目的や現状、具体的な研究例や必要な技術、背景となる脳科学の知見、 そして今後の課題や展望などについて解説し考察しています。

本書には技術な内容も多いのですが、だからといってBMIを単なる製品や技術として捉えているわけではありません。 BMIは、既存の脳科学やロボット工学を変革し、医療や福祉など多くの実用面に波及する可能性を持ち、 ひいては、脳とは何か、人間とは何か、という問題にも迫るほどの、きわめて深く広範な研究テーマであると考えています。 BMIが持つそのような広範さに合わせ、著者達の専門分野も、神経科学、実験心理学、ロボット工学、情報理工学、 生体工学など多岐にわたっています。また研究の具体例についても、最近急速に進展している運動出力型のBMIだけでなく、 入力型や直接操作型、すなわち人工感覚システムや脳深部刺激まで、幅広く取り上げています。

対象とする読者としては、最近特に増大しつつある工学系の研究者や学生だけでなく、 医学系や生物科学系など広範な層を想定しました。しかしBMIは現在進行形で進展し変貌しつつあるテーマであり、 さまざまな用語さえまだ十分確立していません。本書は、あくまでも現時点におけるBMIについて、 著者達の理解している範囲でまとめ概説したものであることを御理解ください。本書の目次は下記のとおりです。


目次

第1章 ブレイン−マシン・インタフェースとは何か

  1. BMIの意味
  2. BMIのメカニズム
  3. BMIは何のために作るのか
  4. BMIは今後どのように進むのか
  5. 関連する用語と分野

第2章 ブレイン−マシン・インタフェースの具体例

  1. 運動出力型BMI
  2. 感覚入力型BMI
  3. 直接操作型BMI

第3章 ブレイン−マシン・インタフェースの要素技術

  1. 記録電極(神経電極)の開発
  2. 神経情報の検出
  3. 刺激電極の開発

第4章 ブレイン−マシン・インタフェースに関わる脳神経科学

  1. 脳科学の基礎を知るために
  2. ニューロンと神経回路網の実態
  3. ニューロンと神経回路網は変化する
  4. 脳の広範囲な変化と個性
  5. 四肢切断による回路網の変化(幻肢)
  6. 脳の修復機能と復元

第5章 今後の課題と展望

  1. 実用化への道
  2. 非侵襲計測の課題
  3. 侵襲式計測の課題
  4. リハビリテーションと高齢化社会への貢献
  5. 将来のブレイン−マシン・インタフェース

参考資料 研究開発の背景

  1. わが国の障害統計
  2. 従来の支援技術




2007年07月06日

「脳を活かす」研究会からのご報告
-甘利先生の視点・論点と研究政策の現状-

「脳を活かす」研究会の会長にご就任頂いている甘利俊一先生(理化学研究所脳科学総合研究センター長) が6月12日の「NHK視点・論点」に出演されて、脳科学のこれまでの10年と今後についてお話をされておられました。

先に行われた、「脳を活かす」研究会計画委員会ブレインストーミングでもご報告がありましたように、 昨年から、文部科学省研究振興局の有識者会合として、「脳科学研究の推進に関する懇談会」が数回に渡って開催され、 去る6月14日に「ライフサイエンス委員会」で報告書が正式に提出されました。


「脳科学研究の推進に関する懇談会」の報告書は
こちらでご確認いただけます:

(文部科学省研究振興局 ライフサイエンス課より掲載許可をいただいております)

◆脳科学研究報告書 脳科学研究ルネッサンス

ー新たな発展に向けた推進戦略の提言
PDF(488kb)

◆脳科学研究報告書概要

脳科学研究ルネッサンスー新たな発展に向けた推進戦略の提言
PDF(194kb)

◆脳科学ルネッサンスポンチ絵

PDF(155kb)

甘利先生のお話は、このような流れを受けて、今後の脳研究の予算増、 あるいは「脳を活かす」研究会でも議論してきたニューロエシックス, BMI, ニューロエコノミックス等の重要性を分かりやすく説明されたとてもインパクトのある番組でした。

甘利先生のお話の内容が、NHK「視点・論点」のページ

http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/3529.html
(NHKのトップページ: http://www.nhk.or.jp

でご確認いただけますので、ご興味がある方は是非ご覧下さい。

(NHKより掲載許可を頂いております)


2007年06月05日

イベントページに、 「神経回路学会ブレインネットワークコミュニケーション時限研究会 (電子情報通信学会ブレインコミュニケーション研究会併催)」 のご案内を掲載しました。


2007年05月15日

リンク内に、”ニューラルエンジニアリングセッション” 及び ”生体医工学サマースクール(テーマ: BCI)”のご案内を掲載しました。


2007年04月16日

第2回「脳を活かす」研究会一般講演会は盛況のうちに終了いたしました。多数のご参加をいただきましてありがとうございました。

2007年03月19日

イベントページにて、第2回「脳を活かす」研究会一般講演会の一般受付を開始いたしました。皆様のお申込をお待ちしております。

2007年03月12日

会員ページにて、第2回「脳を活かす」研究会一般講演会の会員様先行受付を開始いたしました。皆様のお申込をお待ちしております。

会員ページ(要ログイン)

2007年03月1日

第2回「脳を活かす」研究会一般講演会開催決定!!

日程:2007年4月15日(日),16日(月)
場所:一橋記念講堂 (学術総合センター 東京)

多数の皆様にご参加頂きました昨年京都での発足記念一般講演会に続き、 今回は東京にて一般講演会を開催致します。

当研究会の「脳を繋ぐ」「脳と社会」「脳を読む」各分科会からご推薦のご講演者、 当研究会とも関連の深い、学術団体・研究会の代表者の方々をお招きし、 脳に関する各々の最新研究動向、それを取り巻く研究環境、取り組みについてご報告をさせて頂きます。 是非お時間をお繰り合わせの上、ご参加頂けますよう、心よりお待ち申し上げます。

プログラムをはじめ、参加のお申し込み方法等につきましての詳細は、
イベントページにて随時お届けしてまいります。

2007年02月21日
関連する研究会2007年2月分情報をアップしました。
リンクページに相互リンク先を1件追加しました。

2007年02月14日
12月15日(金)、16日(土)開催の「脳を読む」分科会研究会の講義録をアップしました。是非ご覧下さい!!

2007年01月15日
11月6日(月)、8日(水)開催の「脳を繋ぐ」分科会研究会の講義録をアップしました。是非ご覧下さい!!

2006年12月19日
12月15日(金)〜16日(土)開催の「脳を読む」分科会研究会は、盛況の内に終了致しました。多数のご参加を頂きまして誠にありがとうございました。

2006年12月13日
「脳を読む」分科会研究会受付を終了いたしました。

2006年12月6日
「脳を読む」分科会研究会の締切が12月13日(水)に延長されました。

2006年12月1日
関連する研究会関連するシンポジウム情報を追加しました。

2006年11月20日
イベントページにて「脳を読む」分科会研究会の受付を開始しました。

2006年11月2日
イベントページの「脳と社会」分科会研究会情報に当日のプログラムを掲載しました。

2006年10月30日
「脳を繋ぐ」分科会研究会の参加申込受付を終了しました。

2006年10月12日
イベントページに「脳と社会」分科会研究会の案内を掲載しました。

2006年10月2日
イベントページにて「脳を繋ぐ」分科会研究会の受付を開始しました。

2006年9月29日
会員のページに、会員専用コンテンツを2件追加しました。

2006年9月27日
会員のページを更新しました。

2006年9月15日
イベント情報に第一回ブレインコミュニケーション研究会のご案内を追加しました。

2006年8月21日
リンクページに、 電子情報通信学会ブレインコミュニケーション研究会 を追加しました。

2006年7月25日
CREST国際シンポジウム
(「脳を繋ぐ」分科会研究会と
同時開催予定)の
プログラム【PDF】を掲載しました。

2006年7月24日
当研究会分科会の活動予定を更新しました。

2006年5月29日
発足記念一般講演会の講演録を公開しました。

2006年4月19日
NHK総合テレビで放映予定のプレミアム10「立花隆が探るサイボーグの衝撃」にて、「脳を活かす」研究会講演会の模様が放映されます。
放映日時:4月24日(月) 22:00〜23:30
http://www.nhk.or.jp/premium10/

2006年4月6日
一般講演会は無事終了しました。多数のご参加、ありがとうございました。

2006年3月13日
脳を活かす研究会の発足を記念して、一般講演会を4月4、5日に開催致します。

2006年3月13日
入会ご案内ページにて会員の募集を開始しました。

2006年3月13日
脳を活かす研究会が発足しました。


2006年12月15日,16日
大阪大学コンベンションセンターにて「脳を読む」分科会研究会が開催されました。

2006年11月25日
東京国際交流館にて「脳と社会」分科会研究会が開催されました。

2006年11月6日,8日
芝蘭会館 稲盛ホールにて「脳を繋ぐ」分科会研究会が開催されました。
(CREST国際シンポジウムと同時開催)


2007年2月22日
電子情報通信学会HCG脳情報通信時限研究専門委員によるシンポジウムが開催されます。
 
日程:2007年3月24日(土) 13:55 - 16:50
会場:中京大学(名古屋)
 
関連リンク:
電子情報通信学会HCG脳情報通信時限研究専門委員


2007年2月22日
独立行政法人科学技術振興機構社会技術研究開発センターにて
第3回「脳神経科学と倫理」が開催されます。

日時: 2007年3月4日(日) 12:30 - 16:30
会場: 北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟(W棟)W203教室
主催: 独立行政法人科学技術振興機構 社会技術研究開発センター(RISTEX)
後援: 北海道大学脳科学研究教育センター
北海道大学科学技術コミュニケーター養成ユニット(CoSTEP)
北海道大学創成科学共同研究機構 研究企画部

関連リンク:
独立行政法人科学技術振興機構社会技術研究開発センター
第3回「脳神経科学と倫理」ワークショップ


2007年2月21日
電子情報通信学会ブレインコミュニケーション研究会にて
第2回ブレインコミュニケーション研究会が開催されます。
 
日程:2007年2月28日(水) 13:00 - 18:00
会場:大阪大学 豊中キャンパス 待兼山会館
   阪急電車宝塚線「石橋駅」(特急・急行停車)下車 東へ徒歩約15分

関連リンク:
電子情報通信学会ブレインコミュニケーション研究会


2006年12月27日
当研究会の分科会長がオーガナイザーを務めます
Economic Science Association(ESA) Asia-Pacific Regional Meeting 内にて
ニューロセッションが設けられます。
 
日程:2007年2月10日(土)〜12日(月・祝)
オーガナイザー:大阪大学 西條 辰義(当研究会分科会長)
場所:大阪大学コンベンションセンター
 
関連リンク:
Asia-Pacific Regional Meeting


2006年12月1日
財団法人 先端医療振興財団が主催するシンポジウムにて、
当研究会の計画委員が講演を行います。
 
第4回神戸バイオテクノロジー研究・人材育成センターシンポジウム開催
『運動機能の再生と維持を目指して』
 
日時:2006年12月9日(土) 13:30〜17:00
主催:財団法人 先端医療振興財団
共催:神戸市
場所:神戸商工会議所会館 神商ホールA
 
ポスター・申込書ダウンロード(PDF形式:448KB)


   
Last update: 2007.10.09

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