リードフィールド行列の作成
ここでは、VB推定のとき使用するリードフィールド行列の作成を行う。
GUIを用いた作成法
まず、「vbmeg」のパスが通ったディレクトリで「project_mgr」を起動する。
brainfileなどを作ったときと同様にroot directlyを指定する。
そして、メニューの「modules - leadfield」を選択すると以下のGUIが表示されることを確認する。
赤マルで囲まれたファイル、ディレクトリを入力しなければ、プログラムは実行できない。
- megmat file(.meg.mat)
- MRIの構造画像
- BRAIN file(.brain.mat)
- 脳モデルファイル
- AREA file(.area.mat)
- 活動エリア情報ファイル
- Head file(.head.mat)
- 頭部モデルファイル
- Bem mode
- MEGの場合、「BASIS_MEG_SPHERE」と「BASIS_MEG_BEM」がある。
前者は頭部を球モデルとした場合であり、後者はMRI構造画像から得られた実際の頭部モデルである。 - Basis mode
- 1)「CURRENT_NORMAL」2)「CURRENT_TANGENT」3)「CURRENT_3D」がある。
1)は皮質の法線方向にダイポールの向きを固定する。
2)は皮質の接平面方向にダイポールの向きを固定する。
3)は3軸の方向にダイポールを置く。
現在のところ、1)「CURRENT_NORMAL」が推奨。 - save directly
- データの保存先
- BASIS file(.basis.mat)
- リードフィールド行列の情報が含まれるファイル
「Reset」ボタンを押せば、入力したディレクトリ名、ファイル名が消える。
「Exec Leadfield」でプログラムが実行する。
プログラムが終了したら、brainのGUIを閉じてもよい。