名前 | 青 柳 富 誌 生 |
所属 |
京都大学大学院・情報学研究科・数理工学専攻 |
aoyagi@kuamp.kyoto-u.ac.jp | |
URL | http://amech.amp.i.kyoto-u.ac.jp/~aoyagi/ |
理論家にとって神経系をモデル化する場合にいつも悩まされることは、 どこまで生理学的詳細を取り入れるかということである。
たとえば、一見あまり積極的な役割を果たしていないようにおもわれる ある種のイオンチャンネルなどが、実は情報処理には重要かもしれない。 スピンタイプのニューロンのモデルは解析もしやすく、ある意味で潔い モデルとも言えるが、近年の生理学実験などをみると、それだけで満足し てはいられない状況である。
そこで、よりダイナミカルなモデルが必要であるが、何を説明するためか を考えて本質をうまく捉えたモデル作りが必要がある。
今回は、その意味でひょっとして役に立つかも知れない、同期・非同期を 基軸にした神経系のモデルのダイナミクスの捉え方を概観したい。
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e-mail: niss99@erato.atr.co.jp
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