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名前 加 納  慎 一 郎
所属 東北大学大学院工学研究科 電子工学専攻 電子システム工学講座生体電子工学分野
e-mail kanoh@ecei.tohoku.ac.jp

プロフィール

メッセージ

私は現在まで主に非侵襲計測などの解析的アプローチの立場から脳 における時系列情報の情報表現,処理過程を研究してきました.幸 いにも学生の頃から日本神経回路学会などの学会,研究会などに参 加する機会を得られています.それらの席上,今回のサマースクー ルで扱うトピックについての情報を得る機会は少なからずありまし たが,それらを包括的,体系的に勉強し,整理できていませんでし た.

これらの知識を得る際には,いうまでもなく論文などの報告を自分 で研究し,その評価を行ないます.この方法では限られた研究者の 主観的な知識を吸収するのは比較的容易ですが,その分野の客観的 な知識を得るためには多くの労力が必要です.さらに,その分野の トピックの背景や根本的思想までも正しく理解することが求められ ますが,まだそこまでの深い理解を得られていないのが現状です. 加えて,これらの知識を実際の研究に活かす際のシミュレーション や解析の手法も,時として舌足らずになりがちな論文中の記述のみ に頼ることになり,その結果我流になりがちでした.

と,根が怠け者の私が悩んでいるところに本スクールの募集のお話 があり,渡りに船と参加させていただくことにした次第です.本ス クールが,神経情報科学の分野で話題となっているトピックを包括 的,体系的,客観的に,普段触れることのできない深さまで,時間 をかけて体験・学習し,現状を打破する絶好の機会(虎の穴)とな ることを願っています.

 

 

 


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e-mail: niss99@erato.atr.co.jp
http://www.kawato.jst.go.jp/doya/niss99