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私は電気生理学を専門とし、海馬可塑性神経回路網において細胞レベルの基礎現象で
ある長期増強、長期抑圧の研究を行っております。実験を主体に行っているため、モ
デルの詳細にはなかなか触れる機会がありませんでした。今回の神経情報科学サマー
スクールにおいては実験系とモデル系の両方を学習できるほか、同じ研究を行ってい
る方と触れることにより自分の研究をさらに深めるよい機会になると考え、参加を希
望いたしました。
このスクールに期待することは実験とモデルを別々に考えるのではなく、いかにそ
の2つが融合し実際の神経回路網の活動としてモデル化できたのかを様々な視野から
眺めたいです。また、今日の脳研究がどの程度まで進み、脳機能のどの程度理解でき
たのか、そして今後これからの脳研究がどのように発展していくのかを知りたいです
。
このサマースクールに是非とも参加したいと考えておりますのでよろしくお願い致
します。
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e-mail: niss99@erato.atr.co.jp
http://www.kawato.jst.go.jp/doya/niss99