計算脳イメージング研究室へようこそ!
計算脳イメージング研究室では、”神経科学のための革新的な解析ツール開発”をミッションに、脳情報処理メカニズムを解明するための解析手法やモデリング手法の研究を行っております.
特に、 最新の機械学習やベイズ学習理論を駆使して, 脳磁計(MEG)・機能的磁気共鳴画像(fMRI)・脳波計(EEG)や近赤外光計測(NIRS)などの非侵襲脳機能計測手法を組みわせて、それぞれ単体では得られない精度の脳機能計測手法の開発を行っています。また、これらの脳計測手法をベースに脳活動ダイナミクスのモデリング手法の研究も行っています。
情報通信研究機構の委託研究プロジェクト(平成25年度~29年度)として、実験データから推定した脳活動ダイナミクスモデルをもとに脳計測データ(MEG,fMRI,EEG,NIRSデータ)を予測する”脳計測データシミュレータ”を開発しました。
現在、同じく情報通信研究機構の委託を受けまして(2018~2022年度)、ブレインマシンインタフェースの新しい基盤技術として、光ポンピング磁気センサ(Optically Pumped Magnetometer, OPM)を用いた簡便な脳磁場計測の導入、脳計測データシミュレータに基づく革新的デコーディング技術の開発を行っています。