全脳ネットワークを活用した革新的脳ダイナミクスイメージング法

研究の概要

全脳ネットワークダイナミクスモデルを活用した電流源推定法の開発により、非侵襲でありながら、脳深部活動を含めた全脳の神経集団活動を高い時間・空間分解能で可視化する「革新的脳ダイナミクスイメージング手法」を開発します。

そしてヒト脳イメージング研究にパラダイムシフトを起こし、神経疾患や精神疾患の革新的な診断・治療技術またはブレイン・マシン・インタフェース技術の創出に貢献することを目標とします。

研究目標(非侵襲で安全、利便性の高い計測装置、脳深部も含めた全脳の神経電流活動、ミリ秒の時間分解能、ヒト脳研究の最先端の脳領野分割レベルの空間分解能)、研究アプローチ(複数の脳計測データ×人工知能)、新規性・独創性(直接計測できない脳深部電流の可視化、全脳ネットワークダイナミクスモデリングと電流源推定法の融合、理論的な裏付けのある方法による逆問題の原理的な解決、さまざまな観点からの技術評価)、将来の展望(大脳皮質と脳深部の動態解明、新しい神経疾患・精神疾患医療、ブレイン・マシン・インタフェースの革新)"

本研究は、防衛装備庁が実施する安全保障技術研究推進制度
JPJ004596の支援を受けています。