脳情報解読アルゴリズム
要旨：脳活動から知覚や認知情報を読み出す脳情報解読（デコーディング）の研究が2000年初頭から活発に研究されており、最近では、見ていた画像を再構成したり、夢の内容を読み出す（ともにATR神谷グループの研究）ことも可能になってきました。
こういった研究が可能になった背景には、脳活動パターン（一般に時空間パターン）と刺激や知覚状態とを対応づけを機械によって自動学習する機械方法の方法の発展が挙げられます。
本研究室では、脳活動データの性質に適した（低SN比、膨大な特徴量、少数サンプル）機械学習法を提案しました。プログラムをオープンソース化し自由に使って頂くことによって、様々な脳研究に利用されています。