生年月日
1953年11月12日
学歴
1976年3月 東京大学理学部物理学科卒業
1978年3月 大阪大学大学院基礎工学研究科物理系専攻修士課程修了
1981年3月 大阪大学大学院基礎工学研究科物理系専攻博士課程修了 ( 工学博士 )
職歴
1981年 大阪大学基礎工学部 助手、1987年同講師。1988年より(株)ATR視聴覚機構研究所 主任研究員。1992年、(株)ATR人間情報通信研究所 第3研究室 室長。2003年よりATR脳情報研究所所長、2004年ATRフェロー、IEICEフェロー。2010年よりATR脳情報通信総合研究所所長。
2008〜 2016年 科学技術振興機構さきがけ「脳情報の解読と制御」領域 研究総括。2013〜 2018年 文部科学省脳科学研究戦略推進プログラムBMI技術精神・神経疾患等の治療グループリーダー、 2014〜 2019年 内閣府「革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)」“脳情報の可視化と制御による活力溢れる生活の実現”携帯型BMI領域統括技術責任者、2015〜 2018年 自然科学研究機構新分野創成センター ブレインサイエンス研究分野長、2016年より理化学研究所 革新知能統合研究センター 特任顧問、2018年4月より特別顧問、2018年よりAMED「戦略的国際脳科学研究推進プログラム 3-①脳科学とAI技術に基づく精神神経疾患の診断と治療技術開発とその応用」研究開発代表者、現在に至る。
2017年には日本医療研究開発機構(AMED)等に支援された20年以上に渡る脳神経科学・人工知能の学術的研究成果を、精神疾患や心の不安の診断・治療への応用を目指す株式会社XNefを設立しCEO(最高経営責任者)に就任する。
1996年~2001年科学技術振興事業団川人学習動態脳プロジェクト総括責任者、2004年~2009年科学技術振興機構計算脳プロジェクト研 究総括を兼任。1994年より金沢工業大学、2000年〜2019年奈良先端科学技術大学院大学連携講座、2002〜2016年大阪大学大学院生命機能研究科の客員教授、2008年〜2016年生理学研究所多次元共同脳科学推進センター、2009年〜2018年自然科学研究機構新分野創成センター、2017年〜2023年日本学術会議会員。2010 年より京都大学大学院、 2011年より東京工業大学精密工学研究所 客員教授、2016年より特定教授及び玉川大学脳科学研究所 客員教授。2006年より富山県立大学特任教授。
計算論的神経科学の研究に従事。北米神経科学学会外国人会員, 電子情報通信学会IEICEフェロー, 第33回日本神経科学大会大会長, 東洋紡百周年記念バイオテクノロジー研究財団理事, 島津科学技術振興財団理事, NPO法人脳の世紀推進会議理事
賞
1986年 とやま賞科学技術部門 ( 財団法人 富山県置県100年記念財団 )
1988年 ブレインサイエンス振興財団研究助成賞
1991年 電子情報通信学会論文賞,同米澤ファウンダーズ・メダル受賞記念特別賞
1992年 システム制御情報学会 椹木記念論文賞
1992年 International Neural Network Society Outstanding Research Award
1993年 科学技術庁長官賞 研究功績者賞
1993年 日本神経回路学会論文賞、研究賞
1993年 第11回大阪科学賞
1994年 日本神経回路学会論文賞、研究賞
1996年 第10回塚原仲晃記念賞
1997年 日本神経回路学会論文賞
1997年 1997年度大川出版賞
1998年 1998年度計測自動制御学会論文賞友田賞
2001年 第3回時実利彦記念賞
2001年 ビジュアルサイエンスフェスタ優秀賞
2004年 電子情報通信学会 IEICE FELLOWの称号を授与
2005年 第58回中日文化賞
2005年 情報通信月間推進協議会会長表彰 志田林三郎賞
2006年 朝日賞
2007年 日本神経回路学会論文賞
2007年 APNNA Outstanding Achievement Award
2008年 INNS ガボール賞
2008年 船井業績賞
2009年 平成21年度「情報通信月間」総務大臣表彰
2009年 大川賞
2012年 第2回立石賞特別賞
2012年 International Neural Network Society “College of Fellows” の称号を授与
2013年 紫綬褒章を受章
2017年 日本学術会議会員任命 (2023年まで)
2017年 日本神経回路学会学術賞
2017年 C&C賞
2022年 第112回日本学士院賞 → OIST銅谷賢治先生の寄稿記事(現代化学2022年7月号より)
2022年 第37回電気通信普及財団賞(テレコム学際研究賞 奨励賞)