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報道発表: 脳の配線を望ましい方向に変更し、認知機能を変化させる ニューロフィードバック学習法の開発に成功〜Cerebral Cortexに掲載

株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR) 脳情報通信総合研究所などの研究グループ(山下歩、早坂俊亮、川人光男、今水寛)は、脳活動をミリメートル単位で計測できる装置(機能的磁気共鳴画像:fMRI装置)を利用し、脳の特定の領域同士の繋がり方を実験参加者に即座に知らせること(実時間フィードバックと呼びます)を繰り返し、ネットワーク内での特定の領域同士の繋がり方を増加または減少の両方向に変化させることが可能で、変化の方向に応じて認知機能の変化が異なることを明らかにしました。
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Yamashita, A., Hayasaka, S., Kawato, M. & Imamizu, H. Connectivity neurofeedback training can differentially change functional connectivity and cognitive performance. Cerebral Cortex. DOI: 10.1093/cercor/bhx177